和歌山大学美術教育研究会


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2012 年度美術科教育学会地区会 in 大阪
[絵画・以降]の時代に構想する絵画教育
―そのビジョンとカリキュラム―
■日時:2012年12月22日
■場所:大阪芸術大学ほたるまちキャンパス(大阪市)
■主催:美術科教育学会
■共催:大学美術教育学会・日本美術教育学会・和歌山大学美術教育研究会
表紙  中表紙

目次

地区会開催にあたって 地区会に寄せて―研究の活性化と絵画教育の問題(金子一夫)堂島からの発信―新たな地区会へ向けて(花篤 實)

プログラム

コーディネータの視点 21 世紀の美術教育構想と絵画のモダニズム―美術教育が歴史性を獲得するために(永守基樹)

基調提案1 理論的枠組みから [絵画・以降]の時代に構想する絵画教育―[零度の平面]と[零下の平面]をめぐって(永守基樹)

基調提案2 題材実践を通して 造形遊びから絵画教育への道筋を探る(西井恵美子)

基調提案3 実践例に基づいて ゲルハルト・リヒターを通じて抽象絵画教育を考える(湯川雅紀)

招待発表:提案1 教員養成と絵画教育 「本当の私」を起点とする絵画教育からの脱却をめざして −<子ども>という他者に降りるために(大嶋 彰)

招待発表:提案2 現代〈絵・画〉の解剖学  ― 身体、視覚、言語 との関わりから(渡邊晃一)

招待発表:提案3 モダニズムで生じた展開とポストモダニズム的拡散から構想する体系的な制作体験型絵画表現史の試み ―表現とディシプリンの狭間で―(喜多村徹雄)

論評の視点1 ドローイング考―ドローイングとペインティングを繋ぐもの、あるいは、ドローイングとペインティングの等価性について(岡本康明)

論評の視点2 ブランケンブルク『自明性の喪失』の症例 アンネ・ラウの昨日の私と今日の私をつなぐ絶望的な営みは、私たちの日常である(小野康男)

論評の視点3 メディアと子どもと絵画表現 ―現代という時代のラフスケッチとして―(山木朝彦)

論評の視点4 それぞれの絵画表現の〈初発の動機〉から:なぜ表現するか?何を表現するか?(小澤基弘)

司会者の視点 “絵画を語ること”と、“絵画で語ること”―。美術教育を考える立ち位置と議論のゆくえへの関心(佐藤賢司)

シンポジウム記録
   和歌山大学美術教育研究会…
   ・ゲストパネラー:岡本康明、奥村泰彦、佐藤賢司、澤田克之
   ・ゲスト参加者(発言者):大嶋 彰、佐野真知子、原田 要、八木遼蒼、渡邊美香
   ・会員パネラー:笠原 彩、北野 諒、西井恵美子、保富仁之、湯川雅紀、永守基樹

題材群開発プロジェクト:[オルタナティブ・ドローイング] 解題 題材をならべて - みること : [オルタナティブ・サマリーズ](北野 諒)

編集後記・謝辞




美術教育実践研究 和歌山大学美術教育研修誌 No.1 創刊号2012年3月
表紙

創刊にあたって(1頁)

目次(2〜3頁)

1【絵画・以降】の時代に構想する絵画教育-その理論的前提とカリキュラムモデル- 研究プロジェクトの枠組み 永守基樹(和歌山大学)(4〜5頁)

2【絵画・以降】に絵画教育を構想すること-絵画教育の再生へ 永守基樹(和歌山大学)(6〜10頁)

3題材開発1「オルタナティブ・ドローイング」 永守基樹(和歌山大学)(11頁)

3-1題材 年度の島にめいろをつくって-粘土の板にいろいろな線をかこう-笠原彩(和歌山大学教育学部附属小学校)(12〜13頁)

3-2題材 生命の曲線を表現しよう-種子の落下曲線をつくり、伸びゆく植物の曲線を描く-西井恵美子(和歌山市立松江小学校)(14〜17頁)

3-3題材 芒・蒲を描く-身体感覚を研ぎ澄ませいきいきとした線を生む-西井恵美子(和歌山市立松江小学校)(18〜21頁)

3-4題材 草花で仮名文字ドローイングいろイロ「い・ろ・は」をつくってみよう-笠原彩(和歌山大学教育学部附属小学校)(22〜25頁)

3-5題材 鎖でドローイング-行為から生まれる線-東端亜紀(和歌山市立四ヶ郷小学校)(26〜27頁)

3-6題材 毛糸でドローイング-毛糸の線のものがたり-笠原彩(和歌山大学教育学部附属小学校)(28〜31頁)

3-7題材 線の標本-オブジェとしての線を収集し、線の標本からイメージを広げよう-増田優子(紀の川市立上名手小学校)(32〜35頁)

3-8題材 線のタイル-線のいろいろな魅力と線の可能性を探ろう-西井恵美子(和歌山市立松江小学校)(36〜39頁)

3-9題材 線を[ならべて-みる]こと-ポスト題材としての鑑賞/批評プログラム試案 北野諒(京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター研究員)(40〜43頁)

3-10実践紹介 線のタイルで鑑賞あそび 西井恵美子(和歌山市立松江小学校)(44頁)

4題材開発2「絵画の歴史様式をめぐる題材シークエンス」湯川雅紀(和歌山県立神島高等学校、田辺高等学校、南部高等学校)(45頁)

4-1題材 ポップアートとシュルレアリスム-20世紀絵画の方法を理解するための多面的学習-湯川雅紀(和歌山県立神島高等学校、田辺高等学校、南部高等学校)(46〜49頁)

■4-2題材 尾形光琳とレンブラント身体的鑑賞による絵画洋式の知的理解を目的とした実践-尾形光琳の表現を理解する実践-レンブラント・ファン・レインの表現方法を理解する実践-保富仁之(和歌山県立田辺高等学校)(50〜53頁)工事中

4-3題材 印象派の筆触(タッチ)-ゴッホ/モネ/セザンヌから学ぶ表現方法-保富仁之(和歌山県立田辺高等学校)笠原彩(和歌山大学教育学部附属小学校)松下裕美(阪南市飯の峯中学校)(54〜57頁)

4-4題材 「微笑み」をください-レオナルドに挑戦!モナ・リザの「微笑み」を描こう-保富仁之(和歌山県立田辺高等学校)(58〜59頁)

4-5題材 狩野派絵画と子どもの表現 笠原彩(和歌山大学教育学部附属小学校)(60〜61頁)

会員一覧 編集後記(62〜63頁)
































































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